ご挨拶と運営ポリシー

できないことは　やらない子たち①

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このスタジオはもう長いことやってますので、その年その年のお子さんたちの傾向がよくわかります。
１番はっきりしているのは、年々運動能力が下がっていることです、とても顕著です。

当スタジオの体操教室は、小学校に入学するまでに「逆上がりと側転」はできるようになる。というのを目標にしています。 5,6年前は80％程度の子どもたちがクリアしていましたが、年々下がって今年度は50％程度まで低下しています。　コロナ禍や運動ができる場所の減少などが、少なからず影響しているとは思いますが、もうひとつ顕著に感じていることがあります。

それは「マインド」です。

できないことがあると、「無理」「やだ」「はずかしい」と言う子が年々増え続けています。「練習すれば、できるようになるよ」と言うと、「できなくてもいい」とやらなくなります。
そうすると、それはやらなくなるので、違うことを始めるんですが、その違うこともまた壁にあたるとやらなくなります。これを繰り返すと、「できる」持ち玉がなくなり、やがて手詰まりになります。
自己肯定感を持ちづらい子、学校に行きたがらない子、が増えている原因のひとつかと感じています。

そのため、当スタジオの体操教室では、進級チャレンジのひとつひとつのハードルを小さくして、「今はできないけど、練習・チャレンジをしたらできるようになった」　という成功体験をいっぱい積んでもらっています。　
また、『できないから　やらない』子には　しつこく寄り添い続け、『できないけどチャレンジする』ようになったら、めちゃくちゃ褒め倒しています。

でも、私たちはこれを週に１回しかできませんので、ぜひパパママ、じいじばあばも、お子さんたちの成長のために、ご家庭でもご協力頂けますと、とても助かります。　

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